計測(身長、体重)・腹囲

なんのために調べるの?

スタイルのチェックのため?結果的にはそれもできますが、健診や人間ドックでこの検査を行うのは、実は肥満ややせすぎを調べるためです。とくに、肥満は高血圧や動脈硬化といった生活習慣病の元凶になりやすい、あなどることができないものなのです。

肥満とやせすぎから心配されること

①肥満のとき

高血圧 動脈硬化 脂肪肝 痛風

②やせから心配されること

甲状腺機能亢進症 糖尿病 悪性腫瘍

BMIで肥満の程度を知ろう

BMI(ボディ・マス・インデックス)は身長と体重から体格指数を出して肥満の程度を知る方法で、体重(kg)を身長(m)の2乗で割って計算します。 BMIが22のとき、最も病気の合併率が少ないという統計が出ており、適正体重は身長(m)の2乗に22をかけたものです。このボディ・マス指数が、25.0以上だと肥満と判定されます。

※日本肥満学会ではBMI25以上を肥満としています。

BMI

メタボリックシンドローム(内蔵脂肪症候群)に注意しよう

肥満に加えて、高血圧、脂質異常、高血糖といった生活習慣病の危険因子があると、お互いに関連し合いながら、動脈硬化を急速に促進させてしまう危険があります。 お腹周りに脂肪がたまる内蔵脂肪型の肥満に加えて、高血圧・脂質異常・高血糖のうち、2つ以上をあわせもつ状態をメタボリックシンドローム(内蔵脂肪症候群)といいます。たとえ、一つ一つは軽症でも、重なることで動脈硬化が急速に進行するため軽視は禁物です。 メタボリックシンドロームの予防・解消は、運動と食事を中心とした生活習慣の改善で蓄積した内蔵脂肪を減らすことが必須です。肥満と判定された人は減量を心がけましょう。

診断基準

●1に加えて2〜4のうち2項目にあてはまったらメタボリックシンドロームと診断されます。

1.肥満※1

腹囲(おへその高さではかる)が男性なら85cm以上 女性なら90cm以上

2.血清脂質※2

中性脂肪値150mg/dl未満
または/かつ
HDLコレステロール値40mg/dl未満

3.血圧※2

収縮期(最大)血圧130mmHg以上
また/かつ
拡張期(最小)血圧85mmHg以上

4.血糖値※2

空腹時血糖値110mg/dl以上※3

※1 特定健診においてBMI25.0以上も内蔵脂肪蓄積リスクと判定。

※2 高血圧症、糖尿病、高中性脂肪血症、低HDLコレステロール血症に対する薬剤治療を受けている場合はそれぞれの項目に含める。

※3 特定健診におけるメタボリックシンドロームの判定基準は上記の血糖値またはHbA1C5.5%以上。保健指導判定値は空腹時血糖値100mg/dl以上またはHbA1C5.2%以上。