胸部エックス線検査

検査結果が正常でないときに疑われること・わかること

1.呼吸器系について
肺結核 肺炎 気管支炎 肺がん 肺気腫 肺線維症
2.循環器系について
心臓肥大 大動脈硬化症

エックス線(レントゲン)で、隠れた異常を発見

この検査は、簡単なものですが、肺や心臓といった外からは見えない、重要な臓器の病気の発見に威力を発揮します。とはいえ、肺は位置的にも(心臓や肋骨のかげ)、構造の上でも(血管が非常に多い)異常を見つけにくい部分がある臓器のため、この検査だけでは病巣を発見できないことも少なくありません。肺がんのような、早期発見・早期治療がものをいう病気について徹底的に調べるには、喀たん検査などもあわせて受ける必要があります。なお、早期の肺がんのほとんどは検診で見つかっていることを覚えておいてください。

肺機能検査

検査結果が正常でないときに疑われること・わかること

1.増えている場合
肺気腫 気管支ぜんそく
2.減っている場合
肺線繊症 肺結核 肺炎 腫瘍による気管支閉塞 脊椎の変形

肺機能ってナニ?

肺には大きく分けてふたつのはたらきがあります。ひとつは体内の空気の入れ変え(換気機能)、もうひとつは、血中の二酸化炭素を体外に運び出すガス交換(呼吸機能)です。肺機能検査は、思いっきり吸い込んだ息を一気に吐き出すという単純な方法で、これらの機能が正常にはたらいているかどうかを知る手がかりを得るものです。もしも肺や気道に病気が生じ、吸う、吐くといった基本的なはたらきに支障が出ると、検査値に異常が現れます。なお、1秒率とは検査最初の1秒間に吐き出された息が最後まで吐いた息の何%を占めるかを表すものです。