上部消化管エックス線検査

検査結果が正常でないときに疑われること・わかること

1.食道について
潰瘍 がん ポリープ 静脈瘤
2.胃について
潰瘍 がん ポリープ 胃炎
3.小腸について
十二指腸潰瘍 ポリープ

X戦(レントゲン)で、隠れた異常を発見(その2)

バリウム(造影剤)を飲んでテレビモニターでの透視とエックス線撮影を行い、上部消化管(食道、胃、小腸)を調べるのが上部消化管エックス線検査です。モニターやエックス線写真で異常(臓器の変形や、コブなどの影)が見つかると、内視鏡検査※などによるさらに詳しい検査が必要になります。バリウムは飲みにくいといって、これを嫌う人もいますが、胃がんの集団検査などでは病気の早期発見に威力を発揮しています。検査の所要時間も10分程度ですので、面倒がらず、定期的に受けてください。※直径1cmほどのやわらかい管(ファイバースコープ)の先にレンズなどがついたものです。口や肛門から入れて、直接からだのなかを見ることができます。

便潜血反応

検査結果が正常でないときに疑われること・わかること

大腸がん 胃、十二指腸の潰瘍やがん

便の成分から体内の様子を探る

口から食道、胃、腸を経て、直腸、肛門に至る消化管のどこかに出血があると、便に血が混じります。便に混じる血というのは、がんなどの病気のシグナルである場合が多く、けっしてあなどることができません。しかし、これはよほど大量でないかぎり、自分の目で確かめるのは不可能です。そのわずかな出血を科学的に検出し、異常を発見するためになくてはならないのが便潜血検査なのです。とくに、大腸がんの早期発見には下部消化管エックス線検査や内視鏡検査と並んで有効な検査です。