血圧測定

検査結果が正常でないときに疑われること・わかること

値が高いとき
高血圧 肥満 腎臓や内分泌系の病気 脂質異常症 多血症 動脈硬化

血圧ってナニ?

血圧とは、血液が血管の内側を押す圧力のことです。血液を、ポンプのような動きでからだ全体に送り出しているのが心臓で、収縮期(最大)血圧とは、心臓がギュッと縮んで勢いよく血液が押し出されたときの血圧を、拡張期(最小)血圧とは心臓がゆるんで元に戻ったときの血圧をさします。ちなみに、血圧は測定するときのいろいろな条件によって変動します。たとえば、一般に、1日のうちでは朝よりも夕方が高く、季節的には冬に高くて夏に低い、という傾向があります。また、感情の変化にも影響されます(日ごろ測り慣れない人が、医師や看護師さんの前で緊張し、血圧が上がることもあります)。本当に正しい血圧を知るには、定期的に測り、記録してみるのが理想です。

心電図

結果はこう見る

心電図検査では、心筋が動くときに生じる弱い電流の変化を心電図記録計で読みとり、そのグラフの波型から心臓の異常を調べます。

波形に異常が見られたときに疑われること

不整脈 心臓肥大 狭心症 心筋梗塞 心不全 先天性心疾患

★見つけにくい心臓の異常を見逃さないために
負荷心電図
階段の昇降、トレッドミル(動く歩道のような装置)など、一定の運動を加えて心電図を記録する方法。
狭心症など、安静時には発見しにくい虚血性心疾患の診断に広く用いられます。

LDLコレステロール

検査結果が正常でないときに疑われること・わかること

1.値が高いとき
脂肪の摂取過剰、脂質異常症、動脈硬化症、甲状腺機能低下症
2.値が低いとき
肝硬変、甲状腺機能亢進症、アジソン病

LDLコレステロールってナニ?

LDLコレステロールは、コレステロールを血管壁に蓄積させ、動脈硬化の直接の原因となるので「悪玉コレステロール」と呼ばれています。この検査により、動脈硬化の進行を推測することができます。

HDLコレステロール

検査結果が正常でないときに疑われること・わかること

値が低いとき
動脈硬化 (⇨心筋梗塞 脳卒中の危険性が高い) 肝臓や腎臓の病気 糖尿病

HDLコレステロールってナニ?

HDLコレステロールは、血管壁に付着した余分なコレステロールを回収して肝臓に運び戻します。動脈硬化を防ぐ働きをすることから、「善玉コレステロール」と呼ばれています。HDLコレステロールは、喫煙、運動不足、肥満などが原因で低くなることがあります。

中性脂肪(トリグリセリド)

検査結果が正常でないときに疑われること・わかること

1.値が高い場合
肥満 脂肪肝 動脈硬化 糖尿病
2.値が低い場合
甲状腺機能亢進症

中性脂肪ってナニ?

中性脂肪はからだにとって非常に効率的なエネルギー源で、エネルギー不足のときに利用されます。食べたり飲んだりしてからだにとりこまれたエネルギーで、使われずに余ったもののほとんどが、中性脂肪のかたちで体内に蓄えられます。よく肥満の大敵のようにいわれる皮下脂肪の主成分が、この中性脂肪です。中性脂肪は、蓄えが多くなりすぎると肥満や脂肪肝の原因となり、血中にも増加します。血中に増えた中性脂肪は血管壁にこびりつきやすく、動脈硬化の原因になったり、促進したりするとされています。また、中性脂肪が増えると、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が減るという悪循環も起こります。とはいえ、食生活の改善によって比較的簡単にコントロールできます。